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REPORT2020/08/20

「2020恵み野☆かがくの広場~小学生理科実験教室~」を開催しました


 夏休みの恒例行事である「恵み野☆かがくの広場 ~小学生理科実験教室~」を今年も開催しました。NPO法人遺伝子栄養学研究所の研究員と、北海道ハイテクノロジー専門学校の学生が先生となって行うこの実験教室は、今年が17回目となります。今回は「花火の色のひみつ~夏休みにスライムを添えて~」をテーマに実験を行いました。
 
 恵庭市内外の小学校4~6年生16名の皆さんが集まり、花火の色の仕組みを楽しく学びました。

①「花火の色のひみつ」
 佐藤研究員より、花火に様々な色があるのは、金属を高温で熱することによる炎色反応を利用しているからであると説明があり、それら金属の組み合わせや量、発火させるタイミング等により色彩豊かな花火が実現されていることを学びました。その後、ろ紙に含ませた金属塩(リチウム、ナトリウム等、全9種)を実際に点火し、それぞれの金属がどのような色で燃えるのか各グループで観察しました。

②「スライムづくり」
  スライム作りに先立ち、佐藤研究員よりスライムはゲルの一種であるとの説明があり、プリンやゼリーをはじめとした食べられるものから、芳香剤やおむつなど身の回りの様々なところで使われていることを学びました。次にホウ砂飽和水溶液と洗濯のりを混ぜ、さらに硫化亜鉛を加えた光るスライムをつくり、ブラックライトを用いて蓄光させたスライムが暗闇で光る様子を観察しました 。


 参加した子供たちからは、「花火にどうやって色がついているのか知ることができ、おもしろかった」、「スライム作りが楽しかった」、「とても理科が好きになった」などの感想をいただきました。

 今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年よりも少ない定員数での開催となりましたが、たくさんの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。


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