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REPORT, 全件表示2019/02/21

「第9回 食品と機械の集い」を開催しました

平成31年1月30日(水)、ロイトン札幌で「第9回 食品と機械の集い」を開催しました。
一般財団法人さっぽろ産業振興財団および一般社団法人北海道食品産業協議会との共催により開催し、食品関係や機械製造業を中心に200名を超える方々にご来場いただきました。

今回はセミナーならびに食関連産業マッチング交流会の2部構成にて開催しました。
第1部のセミナーでは、まず株式会社ケイシイシイ 品質保証室 川上裕介氏ならびに間野奈々恵氏より、同社が導入している「AIB監査システム」への取り組みについておよびユニフォームの更新事例についてご講演いただきました。同監査システムへの取り組みにより各製造ラインの担当者が連携して衛生管理に取り組んだ結果、クレームを半減させることに成功した事例や、毛髪混入防止対策に特化したユニフォームを導入するために全社員を対象としたユニフォームのテストおよびアンケートを実施し、社員満足度の高いユニフォームの導入を目指したプロジェクトについて発表していただきました。
次に、生活協同組合コープさっぽろ 定岡那奈江氏よりコープさっぽろが求める商品の品質について、同組合における商品の選定から販売までの流れや、消費者に提供する食の安全・安心をまもるための微生物や添加物に関する自主基準についてご講演いただきました。
続く情報提供では、地方独立行政法人北海道立総合研究機構 産業技術研究本部 工業試験場 製品技術部 生産システム・製造技術グループ 研究主任 井川久氏より、工業試験場内にこの度開設された、「食品ロボット実証ラボ(ロボラボ)」について発表いただき、ロボットの導入に関して気軽に相談してほしいと説明しました。

第2部の食関連産業マッチング交流会では、機械展示コーナーや各種相談ブースを設けたほか、「北海道で買いたい商品、売りたい商品」についてバイヤーの方々にトークセッションをしていただく「バイヤーズセッション」や機械展示コーナーにご出展いただいた企業様による「メーカーズセッション」を実施いたしました。また会場には約170名の方が来場され、参加者みなさまが盛んに交流されている様子が見受けられました。

参加された方からは、「たいへん参考となる内容だった」、「現場の生の声が聞けて勉強になった」などの声をいただきました。

たくさんのみなさまにご来場いただきましたこと、厚くお礼申し上げます。


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