恵庭市主催の「恵庭起業塾」は、2024年も8月22日から9月26日までの6週間にわたり、恵庭RBパークを会場に合計9講座を開きました。
「経営」、「販路拡大」、「財務」、「人材育成」の各分野に精通した講師から、ビジネスモデルの見つけ方、起業家として身に付けるべきマナー、消費税の取り扱いや会計の基本など、起業のために必要な知識を指南していただきました。
また、最終日には、恵庭市内で民泊施設「The Wantage恵庭」を経営し、起業ネットワーク恵庭の会員としても活躍する吉井寛子さんから、「恵庭で良かった。起業の初めの一歩をお伝えします」と題し、ご自身の起業にまつわる体験談について、これからの抱負も交えながら、ありのままに伝えていただきました。
「3年前に受けたこの起業塾が決意のきっかけ」と話す吉井さんは、恵庭市や商工会議所等の支援制度を活用しながらハードルを乗り越え、積極的に独自のネットワークを作り上げて民泊施設をオープンされました。さまざまなエピソードを明るく語る吉井さんの講義に心を打たれた受講者からは、講義後も講師席に集まり、先輩起業家に質問や相談が相次いで寄せられていました。
今回も恵庭市のほか千歳市、北広島市、長沼町から幅広い世代の男女が集まり、自らの事業の実現や、または事業を軌道に乗せるため、毎回、意欲的に講義に臨んでいました。また、終了後に交流の機会が自発的に企画されるなど、受講者どうしの活発なコミュニケーションがあり、講義以外の貴重な成果も生まれました。
受講された皆様に厚くお礼申し上げます。そして、皆様の夢の実現を期待しております。